不可逆

2004年9月1日 ラクガキ
ボクがキミをどれだけ想っても

キミがボクを想うことはない

一方通行の方恋
 

ボクではないけれど

想いを寄せる人を見るキミの目が

きれいだと思った

ボクもそんな風に

キミを見つめていられたら いい

 
たとえ 一方通行の方恋でも
オレンジ色の空

同じ色に染まった雲

迫る夕闇の手前
 

ひとつ

切り取ったようにできた

キミの軌跡

何物にも染まらない

キミの青が

眩くて目を細める

 
ボクはキミに

いつでも

晴れ渡る

青空を見る

ナイフ

2004年8月29日 ラクガキ
だれもがその手に

ナイフを持っていて

誰にも見えない

そのナイフで

誰かに創を作ったり

してしまうのだけど
 

できればボクは

見えないナイフで

キミの

キミを包むその壁を

切り裂いて

その中で脅える

本当のキミを見たい

ウタ

2004年8月26日 ラクガキ
ボクには何もないから

この身体しかないから

だからせめて

キミの隣に座って

キミだけにウタを歌うよ

 
ボクだけのコトバで

キミだけに奏でるメロディ

音符なんて必要なくて

途中 たどたどしくなってしまうかもだけど

 
それでキミがふんわりと

微笑ってくれたなら

ボクはそれだけで

シアワセ。

非・日常

2004年8月26日 ラクガキ
キミといるだけで幸せな特別な日が

段々日常と化していくよ

 
どこまで 求めれば気が済むのだろう
 
 

なんて 貪欲な ボク

ミチ

2004年8月25日 ラクガキ
その先は暗くて

あまりよく先が見えなくて

立ち止まったり

振り返ったりしてしまうけれど

少しの勇気を持って

踏み出していこう

 
デコボコで転ぶかもしれない

痛みが伴うかもしれない

だけど それは

ボクだけの前に伸びる

ボクだけの道

 
きっと その先には

光があふれている

優しさの雫

2004年8月22日 ポエム
それは

甘いのだろうか

苦いのだろうか

何色なのだろうか

 
永遠に分からないことだろうけれど

ボクのココロに

一雫

染み渡る
 

キミがくれるのならば

苦くたって構わない

目に見えない

キミの感情

クチビル

2004年8月22日 ラクガキ
キミの唇が

ゆっくりと

笑みを形作るから

ボクは

嬉しくなって

その唇に

口付けを落とす
立ち止まって空を見上げて
俯いて溜め息をつく

空の遥か彼方を焦がれるけれど
足は地について離れることはない

その背に隠し持つ
翼の存在を知らず

一歩踏みしめるように
前へ歩み出す

この足が
いつか軽くなり
その背にある
翼で空をも飛べるように
キミにココロ奪われる

その 一瞬

この上ない 

至福と恐怖が

入り乱れる ボク


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やまとことばで38のお題より
08[梓弓]…心を引く
ボクはただ 

何気なく手を伸ばし

欲しいものをコトバにし

この手に 掴んできた

誰かの悲しみなど 知らず

キミの苦しみも知らず

ただ 手を伸ばせは

幸せは掴めるものだと

信じきった愚かなボクは

虚しく空を切ると分かっていても

ただ 手を伸ばす

リンク

2004年8月14日 ポエム
このただ広い世界の中で

キミを見つけたこと

キミに見出されたこと

少しの交差が

この上もなく 嬉しい

ココロに残るのは

純粋な喜び

想いが伝わる

一瞬の 快楽
少し前の私のコトバ

もう2度とみることもないと思っていたのに

思いがけない再会

あのときの 想いが

鮮明に思い出せそうで

なんだか こそばゆい

コトバなどいらないと

捨てた場所

それでも また立つ

もう一度 前に進むために

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やまとことばで38のお題より
21[花橘]…昔をしのぶ

Pray or Wish

2004年8月13日 ポエム
祈ったのは キミの隣

願ったのは キミの幸せ

祈ったのは キミの悲しみ

願ったのは キミの隣

願いと祈りは似ている

矛盾だらけのボクは

ただキミを想う

キオク

2004年8月12日 ポエム
記憶などあてにならない。

ただ残るのはそのときの・・・





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日記消えずにすんでよかった・・。
消えたかと思ったときの思いつき。

8月6日の日記

2004年8月6日
強い人なんていない

みんな弱いの

どれだけ強がっても

傷を隠して虚勢を張ってるだけなの

みんな弱い

その弱さが

この上なく愛おしい

修復

2004年8月2日 ポエム
ココロの傷を治すことなんてできるのだろうか

違うものに触れて 癒されたり

傷口を埋めあったり

それはただ置き換えられているだけで

なにも元通りにはなっていない気がするのは ボクだけ?

ココロの修復なんてできるわけがない

傷を引きずって歩いていくだけ

そして少しずつつ強くなっていこう

きっと いつか…

幻の恋

2004年8月1日 ポエム
沢山キミと話をした

一緒に沢山の時を過ごした

時には涙がキミの頬を伝い

それを成す術もなく

ただ見守るだけだった

どうしようもなく

キミに焦がれ

キミを渇望した

でも

キミの現実にボクは届かない

幻の中でボクはキミに恋をした

空の下

2004年7月31日
泣けるような

空の下で

キミを想う

嗚呼

今とてもキミに逢いたい
力のない 音の集まり

なのに ゆっくりと

私に絡まり

全ての感情を形作る

ひらひらと舞う それは

心の奥底まで 沁み渡り…

何気ない言葉で 私は泣き

笑い 喜び 様々な感情を知るのでしょう

ひらひらと舞う それは

いつか 私の 糧となるのでしょう

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