侵蝕

2004年9月15日 ラクガキ
ゆっくりと

細胞に染み渡るように

じわじわと

キミを好きになりたい

激しい恋などいらない

侵蝕されて行くように

キミで満たされたい
くちびるにうたをのせて
自転車を走らせるよ
いつかラジオから流れていた
タイトルも知らない歌なんだけど
今のボクに一番あっている気がしたんだ

くちびるにうたをのせて
キミに会いにいくよ
何度かこの想いを繰り返しているけれど
いつになっても慣れないね
いつも願うよ
これが最後の恋になりますように!

バイバイ。

2004年9月13日 ラクガキ
キミに笑顔でさよならを告げたら
キミは悲しんでくれるのかな

バイバイ。

もう2度とその瞳は開かない
この世界の主成分はきっと恐怖なのだろう
何をするにも怖くて私はなかなか歩き出せない
誰かと触れ合うことも怖い
話すのも怖い
花を育てるのも怖い

でも確かに
誰かと想い通じ合わせる幸せも
話ができる喜びも
花開く一瞬に目を奪われることもあるから
私はまだここにいてなんとか立っていることができる

世界は恐怖でできている
でもだからこそ輝くものもあるのだ

ジョウ

2004年9月11日 ラクガキ
愛情なんかいらないんだ
ただ愛が欲しいだけ
情けなんていらないんだよ
ただキミのそのままの
気持ちが欲しい
ねぇそこに座るキミ
見上げた空は青空かい?
俯いたままじゃ
空の色は分からない

すぐ傍で叫ぶように
詩を歌う人
呆れた視線で眺めないで
よく言葉を聴いて

そう歌う言葉はキミの夢

夢を歌う人
あなたの目に映る空の色は
きっと真っ青な色
真っ白な心で思うままに
詩を歌う人

夢を創る人
目を閉じてその詩を心に刻み込め
きっと次に目を開けた時
見上げた空は…

夢を歌う人
そう歌う言葉はボクの夢
夢を創る人
そう進む一歩はボクの道

ソトとナカ

2004年9月7日 ラクガキ
ドンドンとドアを叩き続ける人

いつまでそうしているのでしょう

どうしてそこから出ることを許されないのでしょう

そんな疑問を持ちながら

私は今日も鍵を片手にその部屋に入り

出ないように、と潜在的な恐怖と共に

何度も鍵を確認しながら私だけ外へ出る

いつか あなたと向き合える日は来るのでしょうか…

サキ

2004年9月7日 ラクガキ
『何もないんだよ』
誰かがそう呟いた
不安定な足場
進むことを諦めさせるような

 
『でも何かあるかもしれない』
誰かがそう呟いた
不確定な言葉
進むことに希望を見出すような

『どうしようか』
ボクがそう呟いた
不明確な未来
進むことで自分は見つけられるのだろうか

『一緒に行こう?』
キミがそう囁いた
キミとなら どこにでもいける

最期の日

2004年9月2日 ラクガキ
だから

せめて

微笑ってキミに

サヨナラを

不可逆

2004年9月1日 ラクガキ
ボクがキミをどれだけ想っても

キミがボクを想うことはない

一方通行の方恋
 

ボクではないけれど

想いを寄せる人を見るキミの目が

きれいだと思った

ボクもそんな風に

キミを見つめていられたら いい

 
たとえ 一方通行の方恋でも
オレンジ色の空

同じ色に染まった雲

迫る夕闇の手前
 

ひとつ

切り取ったようにできた

キミの軌跡

何物にも染まらない

キミの青が

眩くて目を細める

 
ボクはキミに

いつでも

晴れ渡る

青空を見る

ナイフ

2004年8月29日 ラクガキ
だれもがその手に

ナイフを持っていて

誰にも見えない

そのナイフで

誰かに創を作ったり

してしまうのだけど
 

できればボクは

見えないナイフで

キミの

キミを包むその壁を

切り裂いて

その中で脅える

本当のキミを見たい

ウタ

2004年8月26日 ラクガキ
ボクには何もないから

この身体しかないから

だからせめて

キミの隣に座って

キミだけにウタを歌うよ

 
ボクだけのコトバで

キミだけに奏でるメロディ

音符なんて必要なくて

途中 たどたどしくなってしまうかもだけど

 
それでキミがふんわりと

微笑ってくれたなら

ボクはそれだけで

シアワセ。

非・日常

2004年8月26日 ラクガキ
キミといるだけで幸せな特別な日が

段々日常と化していくよ

 
どこまで 求めれば気が済むのだろう
 
 

なんて 貪欲な ボク

ミチ

2004年8月25日 ラクガキ
その先は暗くて

あまりよく先が見えなくて

立ち止まったり

振り返ったりしてしまうけれど

少しの勇気を持って

踏み出していこう

 
デコボコで転ぶかもしれない

痛みが伴うかもしれない

だけど それは

ボクだけの前に伸びる

ボクだけの道

 
きっと その先には

光があふれている

クチビル

2004年8月22日 ラクガキ
キミの唇が

ゆっくりと

笑みを形作るから

ボクは

嬉しくなって

その唇に

口付けを落とす
立ち止まって空を見上げて
俯いて溜め息をつく

空の遥か彼方を焦がれるけれど
足は地について離れることはない

その背に隠し持つ
翼の存在を知らず

一歩踏みしめるように
前へ歩み出す

この足が
いつか軽くなり
その背にある
翼で空をも飛べるように
ボクはただ 

何気なく手を伸ばし

欲しいものをコトバにし

この手に 掴んできた

誰かの悲しみなど 知らず

キミの苦しみも知らず

ただ 手を伸ばせは

幸せは掴めるものだと

信じきった愚かなボクは

虚しく空を切ると分かっていても

ただ 手を伸ばす

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